事務所概要

当法律事務所は、１９８８年４月の開設以来、企業、事業者、個人の皆様からご依頼をいただき、紛争の解決又は予防などに取り組みながら、法律学と実務の研究を継続し、経験と知識を積み重ねてきました。

それだけでなく、我々は、クライアントへの理解を深める機会に恵まれながら、何を望まれるのか、何が最大の利益をもたらすのかを、より正確に分析したうえで、クライアントが直面する様々な問題に継続的に対応してきました。これにより、築き上げた信頼関係はより強固なものとなり、幸いにも、多くのクライアントの皆様と長きにわたるお付き合いをさせていただき、今日に至っております。

弁護士が法適用の前提となる事実を把握し、分析するには、クライアントが認識されている事情を、有利不利を問わず、引き出さなくてはなりません。そのうえで、弁護士は、クライアントの意図や価値観を踏まえつつ、法的知識と訴訟技術を駆使して、事案の解決を図ります。

これらの過程では、クライアントが心を開き、自らの経験などを話していただくことが重要となり、また、弁護士も、弁護士としての見識に基づき、時には厳しい言葉をおかけすることがあります。我々は、クライアントの利益の実現に向け、弁護士とクライアントが一丸となって問題を乗り越えるには、弁護士とクライアントとの間に生じ得る激しい協議や意見交換を可能とする信頼関係の醸成と相互理解が不可欠であると、当法律事務所の開設当初から考え、これを実践してきました。

当法律事務所のメンバーは、各々の性格はもちろんのこと、精通する分野や業務への取組み方も異なっており、とても個性豊かであるといえます。

一方で、全員が、本当に頼りにされる弁護士であり続けたいという気持ちを有し、日々、自己研鑽に励むとともに、クライアントとの信頼関係を揺るぎないものとするための努力を続けています。

メンバー間の意見交換や議論も日々行われ、また、個々が受任した事案 の内容によっては、複数人での対応を可能とする態勢も整えており、いつ何時、どのような法的問題であれ、まずは当法律事務所に相談すれば安心であると皆様に思っていただけるような、いわば総合クリニックのように機能する法律事務所でありたいと願っております。